レオとわたしの闘病記 1 —プロローグ—
愛するペットを撮るとき、 みなさんはどんな想いで撮っていますか?
私は、ある時期までは とにかくレオを撮りたい と、
ただ「カワイイ!」と思った瞬間をひたすら撮っていました。
もうね、ただの飼い主バカですよ(笑)
当時はコンパクトデジカメを使っていて、
どこに行くにも持ち歩いて ひたすらレオを撮っていたのですが、
どんな変顔でも、光や構図が酷くてもブレていても
飼い主の私にとっては全てがカワイイ写真でした。
プロになった今だからわかる、
信じられないくらい下手っくそな写真までカワイイと思っていました(笑)
更に暴走した飼い主バカな私は、
ウチの可愛いレオを自慢したい✨ と、
ホームページなんぞ作ってひたすらレオの写真をアップしていたことがありました(笑)
(もう閉じてしまいましたが…)
そんな飼い主バカマインドだけで写真を撮っていたのですが、
あることをきっかけに撮る時の気持ちや姿勢が変わりました。
「そのあること」とは何か…?
何を残して、何を伝えていきたいのか?
この記事のタイトルからもうお察しかと思いますが
実は、2013年5月までの5年間、私は病気を持っていました。
今、こうして生きて、少し聴力が弱くて不便なこともあるけれど
何の後遺症もなく生活出来ているのは、レオをはじめとする家族がいたからでした。
もしレオと出会っていなかったら、私は生きていなかったでしょう。
そして娘にも恵まれなかったでしょう。
そんなレオとわたしの大切なストーリーを 少しずつお届けしていきますね。
どうぞよろしくお願いします。
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